ディープな塩谷をご紹介します【塩谷物語】

「塩谷」ってどこにあるのでしょう?ご存知ですか?
運河と寿司とガラスと映画「Love Letter」で有名な北海道小樽市の西部に位置している地域で、小樽運河から車で約15分ほど。(JRでは函館線の小樽駅から函館方面へ1つ目の「塩谷駅」下車)。海と山に囲まれた、のどかな地域です。
現在小樽市の中のひとつの地域ですが、1958(昭和33)年までは、「塩谷村」という一つの村でした。
塩谷では縄文土器が多数出土されていることから、早くから人々が暮らしていたものと思われます。その後アイヌの人たちが暮らし、江戸時代になり、和人が渡ってきました。1906(明治39)年には塩谷村が発足し、大正期には一つの自治体になりました。その後小樽市とその西側にある塩谷村が合併・編入(「昭和の大合併」)となり、現在の小樽市塩谷になりました。50年以上に渡って塩谷村は独自に自治を行っていたということになります。そのため、現在でも、年配の人の中には、「市内中心部に買い物へ行く」という意味で、「小樽へ買い物に行く」という人がとても多いんです。
いわゆる小樽の観光地からちょっと離れた地域にある塩谷ですが、実は、ピンポイントで観てみると、結構、隠れた人気スポットが点在しているんです。海が好きな人には「海水浴場」や「シーカヤック」、山が好きな人には「塩谷丸山」、地質学が好きな人には「塩谷駅周辺の断層地質」や「海岸線の奇岩群」、他にも、歴史が好きな人にも、難読漢字地名が好きな人にも、楽しめるものがたくさんです。
『塩谷物語』では、そんなディープな塩谷を様々な角度からご紹介して行きます。(不定期連載)どうぞお楽しみに。
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