冬の塩谷の珍事件簿

夏はたくさんの海水浴客が訪れた塩谷海水浴場ですが。。。
冬の間、砂浜は真っ白な雪に覆われ、訪れる人もなく。。。
ただ静かな時が流れています。
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。。。と書くと、とてもロマンティックで、穏やかかと思うでしょうが、冬の海と言うのは、時々、猛威をふるうのです。。。
今年(2015年)の1月、北海道日本海側に爆弾低気圧が近づき、暴風雪に見舞われました。
塩谷沿岸にも強風が吹き荒れ、高波が防波堤に打ち付けるという状態。地元漁師の方でさえ、海の怖さを感じるというほど、海が荒れました。
一夜明け、まだ、嵐の余韻が残る塩谷の海を眺めてみると。。。あれ?何かが違う。。。
なんと、塩谷漁港の防波堤に設置されていた灯台が、波にやられて折れてしまっていたのです!
↓これが望遠レンズで撮った写真。
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↓夏の写真がこれ
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地元の漁師さんたちに聞いても、「今まで灯台が波で折れたことはなかったと思う」ということですから、本当に強い風と波が襲ったということなのでしょう。自然の力はすごいです。
地元の漁師さんたちは灯台がなくても航行に支障はないそうですが、塩谷は「避難港」になっているため、塩谷の港に慣れていない人が嵐を避けるために寄港することがあるということで、数日後に簡易灯台が設置されました。
春になり、雪が溶けたら、改めて設置されるそうです。
今年の冬は、暴風雪になる回数が多いような気がしますが、再び、灯台が折れることのないように祈っています。早く春が来ますように。。。

塩谷海岸の珍事件でした。